MT.FUJI WORLD HERITAGE CENTRE, SHIZUOKA

聖なる山

富士山の美しい景色や豊かな自然の恵みが長い歴史を通して様々な信仰や芸術を生み出し、今もわれわれ日本人の心のよりどころとなっています。
このゾーンでは、 富士山への信仰をキーワードに、富士山のもつ普遍的な価値について、紹介していきます。
八葉九尊マルチモニター
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八葉九尊マルチモニターは、「聖なる山」富士山への信仰の中心部分である山頂の信仰世界を表現しています。ご来光から始まる山頂の一日のサイクル、噴火口に鎮座する大日如来を中心に周囲の八葉と呼ばれた峰々に浮かび上がる仏たち。かつて山頂は禅定と呼ばれ、八葉九尊の仏が鎮座する曼荼羅の世界として捉えられていました。

  • 日本の自然観
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    古来、日本列島の人々は自然の中に神霊を見いだし、祈りを捧げ、ともに生きてきました。こうした日本の自然観に触れてみましょう。

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  • 遥拝する富士山
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    古来、噴火活動を繰り返していた富士山は、山麓から山頂を仰ぎ見て崇拝する遥拝の対象となってきました。

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  • 富士山の神と仏
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    日本に仏教が伝来して後、神仏習合思想が浸透します。国内の神々と仏教の仏・菩薩は表裏一体の関係となりました。やがて、富士山の御神体となった神や仏の存在が、富士山を著名な霊山へと高めていきます。

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  • 富士山と修験道
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    噴火活動の鎮静化に伴い、修験者と呼ばれる宗教者たちは、富士山を山岳修行の場として開き、各地に富士山信仰を広げていく役割を担っていきます。

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  • 登拝する富士山
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    霊山富士山への信仰が広がり、各地から多くの道者が訪れ、禅定を目指し登拝しました。彼らの目的地である富士山頂への登山道を紹介します。

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  • 八葉九尊
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    八葉九尊マルチモニターでは、富士山へ登拝する道者の目的地、富士山頂の世界観を表しています。山頂は禅定と呼ばれ、八葉九尊の諸仏が鎮座する仏教的な曼荼羅の世界として捉えられていました。

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  • 富士山頂の信仰世界
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    富士山への信仰は、富士山の神や仏の住まう山頂に対する信仰に帰結します。こうした山頂の信仰世界を見ていきましょう。

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  • 巡拝する富士山
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    16~17世紀、中世から近世へと時代が移り変わる頃、霊山富士山に新しい信仰が芽生えます。この芽が富士講へと花開き、関東地方を中心に爆発的に広まっていきます。

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  • 民俗行事の伝承
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    富士山への信仰をもとにした民俗行事は各地域に残り、現在も受け継がれています。こうした民俗行事を紹介します。

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