日本三霊山は古くから信仰の対象として人々の傍にあった山々です。いずれの山も活火山であり、噴火だけでなく山体が崩れやすいため、甚大な土砂災害を繰り返し発生させてきました。人々が三霊山と共生するために発達させてきた砂防技術の特徴や歴史を紹介します。
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富士山にゆかりのある古典文学の一つに『曽我物語』があります。主人公である曽我兄弟の敵討ちを主たるテーマとする『曽我物語』は、浮世絵や歌舞伎などを通して、特に江戸時代に流行しました。物語のクライマックスを飾る巻狩や夜討、その舞台となる富士山は絵の中でも重要なモチーフでした。
本企画展では、錦絵や屏風絵などの絵画作品とともに『曽我物語』の世界にふれ、物語の構成や絵画化の展開、富士山周辺の土地との関係などについて考えます。
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