企画展「ぐるり 富士山旅めぐり —肉筆鳥瞰図からみる富士山周辺の観光開発—」を下記のとおり開催します。
大正時代から昭和初期にかけての時期は、「大観光時代」とも呼ばれ、日本各地で観光地の開発が積極的におこなわれました。こうした観光地の宣伝や誘客に大きな役割を果たしたのが、鳥の目で眺めたような視点からダイナミックに観光地や市街地を描いた鳥瞰図(パノラマ地図)であり、それらは観光パンフレットや絵葉書に印刷されて多くの人々の手に渡りました。
本企画展では、大正の広重と呼ばれ、鳥瞰図の先駆者として活躍した吉田初三郎や、中村治郎をはじめとして初三郎の技術を受け継いだ弟子たちによる肉筆鳥瞰図を中心に、富士山周辺の観光開発の姿を探ります。
2024年12月7日(土)~2025年1月26日(日)
※12月17日(火)・1月21日(火)は第三火曜日のため休館
※12月27日(金)~12月31日(火)は年末のため休館
本企画展は常設展観覧料でご覧いただけます。
静岡県富士山世界遺産センター2階企画展示室(静岡県富士宮市宮町5−12)
【12月公開講座】「父、中村治郎の鳥瞰図制作を語る」※要事前申込
日時:2024年12月15日(日)午後2時00分~午後3時00分
講師:中村洋志氏 (鳥瞰図絵師 中村治郎の御子息)、井上卓哉(静岡県富士山世界遺産センター准教授)
定員:30名
会場:静岡県富士山世界遺産センター1階研修室
参加費:無料
申込期間:2024年11月1日(金)~12月14日(土)
【担当研究員によるギャラリートーク】※事前申込不要
担当研究員が展示解説を行います。お気軽にご参加ください。(各回30分程度)
12月7日(土) | 10時30分~、14時00分~ |
12月22日(日) | 10時30分~ |
1月1日(水) | 10時30分~、14時00分~ |
1月12日(日) | 10時30分~、14時00分~ |
1月26日(日) | 10時30分~、14時00分~ |
※無料(常設展観覧券が必要です。)
最新の情報は当公式ホームページ(https://mtfuji-whc.jp/)でご確認ください。